口臭は歯磨きだけで取れるものではないが、もちろん疎かに出来るものでもありません。
歯磨きだけで口臭は完全には取り除けないが、有る程度は取れたりします。また歯磨きをきちんと行うことにより、虫歯予防に繋がります。虫歯も実は口臭の一因ですので、そういった意味でも歯磨きは口臭予防にもなるのです。歯磨きはむやみやたらにすればいいと言うものではありません。磨き方を間違えると汚れが落ちないばかりか、歯の表面や歯茎を傷つけ、返って口臭の要因となってしまいます。きちんとした磨き方とは、歯に対して歯ブラシを直角に当て過ぎないことから始まります。
歯に対してやや斜め上を指すように歯ブラシを当て、歯と歯茎の間にブラシの先端が軽く入るぐらいとして、力を入れずに小刻みに左右に揺らします。こうする事で歯と歯茎の間に挟まった食べかすの除去、歯茎のマッサージが適切に出来、口臭予防だけでなく歯肉炎予防にも繋がります。
また、歯と歯の間は歯ブラシでは入ってしまった食べかすを取り除くことは非常に難しいですし、「磨けた」と思っても意外と歯と歯の間にはカスが残っている事が多かったします。こういった場合は歯間ブラシを使いましょう。歯間ブラシを使う事で歯と歯の間に挟まった食べかすも綺麗に除去出来ます。歯ブラシと歯間ブラシ、この二つを上手に使う事で虫歯や口臭をしっかりと予防出来ます。